2014年10月9日木曜日

Windows のセキュリティを格段にアップさせる DeP

みなさん、こんにちは!

このブログを読んでいる方で、 Mac で Windows を使っている方も多いと思います。今日は act2 としては珍しく Windows 用のソフトウェアの情報をご紹介させていただきます。

Mac でも iWorm というマルウェアが騒がれましたが、Windows では皆さんご存知のように多くのコンピュータウイルス・マルウェアが存在しています。また、それに気がつかないで使っている方もまだまだいらっしゃるのも現実ですよね。

Widnows では多くのセキュリティ製品が発売されていますが、先月 act2 から発売できたのがハミングヘッズという会社の Defence Platfome (ディフェンスプラットフォーム − 略称 DeP )という製品。詳しいことは宣伝担当が作成しているページを見ていただきたいのですが、サポート的にお奨めしたい部分が「APIを直接監視している」というところ。技術的には少し難しいのですが、少々おつきあいください。



API (えーぴーあい )とは Application Programming Interface の略称のことです。詳しい解説は Wikipedia をご覧いただくとして、簡単な説明を以下に書いておきます。

コンピュータの OS とは、実際のコンピュータ本体(ハードウェア)と、Webブラウザやゲームのようなアプリケーションソフトウェアの間を取り持つ「ソフトウェア」のことです。という説明はよく聞くと思いますが、実際には大雑把な図にすると以下のようになります(イメージを掴んでいただくためのものとなります。正確にはコンピュータサイエンスを勉強したような詳しい方にお尋ねください m(__)m )。


さまざまなアプリケーションソフトウェアは、OS が用意している API を利用して動作をしています。例えば「ゲームの途中経過をファイルをディスクに保存したい」というとき、ゲームソフトは「ファイル保存」という API を呼び出し、OS に「ファイルを保存したい」ということを要求します。そして、OS はディスクにファイルを保存する…ということになります。

うーん…難しい…こんな説明じゃ全然わかりませんよね。もっと簡単にいきましょう。

誤解を恐れずに書くとですね、ゲームでも、Webブラウザでも、そしてコンピュータウイルスでも、コンピュータ上で動くときには必ず API を使うんです。API を使わないアプリケーションソフトは存在していません。この API を監視して、いつも使っているアプリケーションなら動作させて(ホワイトリスト方式)、ウイルスなど素性のわからないものの場合には、警告を出して動作を止める、これが DeP の最大の特徴なのです。

普通のアンチウイルスソフトは、コンピュータウイルスの「パターン」を発見して、そのパターンに合致したものを「ウイルスである」と判定するのですが、この方法だと未知のウイルスの場合にはまったく歯が立ちません。ところがこの API 監視をして「動かしていいソフト」だけを動かすことができるため、未知のウイルスも確実に動作を止めることが可能です。



このような方式のセキュリティ方式は、現在世界中のアンチウイルスソフトの開発元がこぞって開発をしているのですが、 DeP を開発したハミングヘッズという会社は、この方式のパイオニア的存在です。一般の方にはまだまだなじみが薄いのですが、日本の官公庁や大手企業ではすでに多数の実績があり、次はその個人版を…ということで DeP が発売されました。

単純なアンチウイルスソフトでは味わえない、「軽さ」「安全性」「気軽さ」を是非とも体験してみてください。60日間は無料で利用が可能です(その後も1年で2000円という低価格!)。

そうそう、このソフト、 Mac では動作しません。 Windows だけになります。ですので、是非とも Parallels Desktop 10 で Windows を動かしている環境でお試しください。それにしても、 Mac でもこういうソフトが欲しいですよね。

- N.O.


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